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農薬の深イイ話

2022.09.07

マメ科雑草

だいず、あずき、そらまめ、えんどうなどの豆は重要な食物ですが、この仲間にも雑草として頑張っているものがあります。そのひとつ芝生などで邪魔なホワイトクローバーいわゆるシロツメクサです。もともとは飼料、緑肥作物、カバークロップとして栽培されて、この場合は貴重な作物ですが、発生してほしくないところに出てきたら雑草です。アカツメクサいわゆるレッドクローバーも一緒です。小さく目立たない草でクスダマツメクサ、コメツブツメクサがあります。なお、芝生などに生えるものはツメクサといっても別でナデシコの仲間です。
春先の風物詩、緑肥作物のレンゲソウ(ゲンゲ)も必要ないところに生えれば雑草です。
高級菓子に使われるでんぷんの原料となるクズ(葛)は地下部の塊茎を利用していますが、最近は利用が少なくなったため堤防、のり面、垣根の雑草になっています。
春先の野原や畑にはエンドウに似たきれいな花が咲く雑草があります。大きくて目立つカラスノエンドウです。カラスより小さいのはスズメノエンドウです。この花はあまり目立ちません。カラスとスズメの中間くらいものは「カスマグサ」といいますが、「か」と「す」の間だからカスマです。カラスノエンドウより大きく目立つクサフジもこの時期に見られます。
畑地雑草ヤハズソウ(矢筈草)は葉の形をみると命名の由来がなるほどと察することができます。
いくつかのマメ科雑草を紹介しましたが、これらの花は蝶形花で目立つ旗花、翼花、竜骨花から成り立っています。また、もともと雑草ではなかったのに、有用植物としては見放されて雑草扱いになっているものが多いのもこの仲間です。もちろん、一部は有用植物として丁寧に扱われていることをこれらのグループの名誉として付け加えておきましょう。

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