チャドクガ
5~6月頃、葉表に黄褐色の毛虫が群がって食害し、多発しますと 葉を食い尽くされて丸坊主になる事があります。ふ化した幼虫は 群生して1枚の葉にいますが、生育するにしたがい分散し、被害葉は 褐変します。 年2回発生、5~6月、8~9月に現れます。幼成虫共、毛に毒があり その毒性は非常に強く、皮膚がかぶれ、はれることもあります。
ツノロウムシ
葉や幹に、8mm前後の半球形のロウ状物が付きます。秋から冬に 目立ち白く花が咲いたように見えます。この中には雌成虫がおり、 押しつぶすと赤色の汁がでます。年1回の発生で、枝幹上で成虫 で越冬します。5月下旬~6月中旬にふ化した幼虫が枝や葉の上 を歩き回り、気に入りの場所に定着して、樹液を吸い始めます。 多発すると枝が枯れ、時には樹が枯れることもあります。つばき、 さざんかの他もちのき、げっけいじゅ、さんごじゅう等多くの樹木 にも見られます。
つばき類に使用できる薬剤と適用病害虫一覧
薬剤名
うどんこ病 アブラムシ類 カイガムシ類 ケムシ類 チャドクガ ツノロウムシ類 アザミウマ類 シャクトリムシ類 オビカレハ 発根促進 レンテミン液剤 ● 家庭園芸用オルトラン水和剤 ● ● オルトラン液剤 ● 家庭園芸用スミチン乳剤 ● ● トレボン乳剤(樹木類) ● ● ● マツグリーン液剤2 ● ● ● ベニカJスプレー ● ベニカグリーンVスプレー ● モスピラン液剤 ● オルトランC ● サンヨール液剤AL ● ベニカXファインスプレー ● ベニカX乳剤 ● ● オールスタースプレー ● ベニカXネクストスプレー ● ●